部谷桃園
当園の桃はすべて自家農園でとれた桃だけを直接お届けしています。摘果から収穫・選定まで一つ一つ真心を込めて栽培した新鮮な桃です。想いはただ一つ。お客様に 「おいしい」 と思ってもらえること。大和の小さな桃園から、皆様のお越しをお待ちしています。
開花/見頃は4月中旬から下旬にかけて。花の色は、桜の淡いピンクにもう一枚薄紅のフィルターを掛けたような柔らかい桃色です。満開の時期には辺り一面ピンク色に染まり、長い冬を越えてきた春のひと時を感じます。
摘果/一枝についたたくさんの実を間引く作業です。葉30〜40枚あたり1個を目安に、栄養分が行き渡るようコントロールする事で大きく育つようになります。袋かけ/実が小さいうちから一つずつ手作業で袋をかけます。傷や裂果を防いだり、病害虫の被害から守ることが目的です。花の満開から50日程度、6月中旬頃から袋かけを始めます。
収穫/品種によって収穫のタイミングが異なるため、7月中旬から9月初旬に至るまで早朝から収穫に追われます。当園では約20品目の品種があり、その品種にとって一番いい時期に収穫するためお客様にはいつでも甘くて美味しい桃を味わっていただけます。剪定/余分な枝を落とし、木全体の育成バランスを保つ作業です。お陽さまの光が木の隅々にまであたるよう、何度も確認しながら剪定します。
選果/収穫した桃は大きさによって選別します。お客様のもとに一番良い状態で届きますよう丁寧に作業します。施肥/収穫が終わるとすぐに来年の準備が始まります。与える肥料の量や配合などで、糖度が増すようにコントロール。この徹底した肥培管理が甘い桃を育てるのです。
ヒョウモンモドキ/環境庁(現環境省)が2000年に公表したレッドリストで ”絶滅の危険性が極めて高い” とされる「絶滅危惧I類」に選定されました。近年では広島県の一部でしか見られなくなったとされていますが、それがここ大和なのです。保護地区が設けられており、毎年数匹の目撃、観察情報があがってきます。茶褐色に黒の斑点模様の羽が飛び交う姿は神々しくさえ感じます。ヒョウモンモドキ
桃園の妖精たち
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